« カナデアンロッキーの旅(2007・6) | トップページ | トルコへの旅(2000・7) »

中国シルクロードの旅(1999・7)

  以前訪れた世界遺産敦煌の莫高窟と秦の始皇帝稜を含めたシルクロード探訪の概要を紹介します。タクラマカン砂漠の暑かった事とトルフアンから柳園まで夜行列車に乗ったが中国人は窓からゴミを捨てるため列車のレールが4本あるように見えたのには驚いた。

1、西安の鐘楼

File0005_7 西安市街の中心に建つ基底部が14-16mの重厚な造りで、明代に築かれたものだが、ここを起点に東西、南北の大街が伸びており、その一つ、西門は唐の長安城の順義門と同位置にありシルクロードの出発点になる。

2、大雁塔

File0006_4 慈恩寺は唐の高宗が亡母文徳皇后の為に建てたものだが三蔵法師は此処に住み、インドから持ち帰った膨大なサンスクリット仏典の漢訳に取り組み、この仏典を保存するため657年に64mの大雁塔を建てたもの。

3、華清池

File0003_7 玄宗皇帝と楊貴妃の恋の舞台となったところで、共に入浴した浴室などもあり、以前はなかったセミヌード姿の楊貴妃石像が飾られているのも新しい中国の姿を見た。

、秦の始皇帝稜

File0004_11 紀元前221年、中国全土を統一した始皇帝は生存中から陵墓の築造を始めたが完成は死後だった。1974年付近の農民が井戸を掘っていて地下の”埋もれた軍団”兵馬俑を発見。始皇帝の死後の世界を守る警備兵だったといわれ、1号俑抗から武士俑6000体余りが発見されたが、夫々顔の表情の異なる身長1・8m、木造戦車を引く等身大の陶馬も24頭出土した。その後2号俑抗、3号俑抗が発見された。

5、ウイグル美人

File0011_7 トルコの影響を受けたウイグル人は情熱的な瞳と明るい表情で漢人とは全く異なるチャーミングな女性が印象的だった。勿論写真を撮らせてもらってもチップなど要求しない。

6、高昌故城

File0009_3 トルフアンから南東へ46kmの高昌故城は499年漢族の麹文秦が建てたもので640年、唐に滅ぼされるが1・5km四方の広大な城跡は西域遺跡最大。古くから“火州”と呼ばれ中国で最も暑い街と言われ天山南路の要衝で海抜マイナス154mと中国でもっとも低い盆地。気温45度位だったが北へ4km程行った漢人のアスタナー古墳群の洞窟の中は50度以上の暑さだった。

火焔山

  File0010_6 孫悟空が炎を吹いたと言う山で、夕陽に当たると炎が揺らめく蜃気楼の名所で、確かに山が燃えているように見えた。

8、カレーズ(地下水道)

File0012_5 灼熱の砂漠も10m程掘れば涼しく、地下水道網が張り巡らされており、この水で砂漠での生活をしており、このオアシスの水を利用してブドウ園を作りワインを生産しており”柳園ワイン”は中国でも有名だとか。水を汲みにきたウイグルの女性が美しかった。

9、敦煌の莫高窟

File0007_5 インドから中央アジアを経て中国に入った仏教は敦煌で花開いた。石窟寺院の造営もインドに習ったもので、3~4世紀に開削が始まり南北時代から唐時代にかけて最盛期だった。莫高窟は長さ1・6km、高さ50mに及ぶ上下3層から4層に築かれた蜂の巣のように見える石窟群で、今残 っているのは492窟、内部には仏教を主題とする壁画が描かれ2000体余りの塑像File0001_9 が安置されているので千仏洞とも呼ばれる。唐時代に最盛期を迎え、唐滅亡後西夏の支配を受け、西夏がモンゴルに滅ぼされると石窟も忘れ去られた。1900年代17窟で大量の古写本、仏画像が発見され敦煌文書として世界的に話題となり世界遺産に指定された。シルクロードのオアシス都市敦煌はタクラマカン砂漠か天山山脈ルートを通る西域の隊商が最初に到達する都市で中国の文化や物資を西域に送り出す玄関口だったので栄えた。

10、鳴沙山

File0002_7 敦煌の市内から10分程にある南北20kmに連なる砂山の北麓に直径約200mの三日月の月冴泉があり、楊貴妃がこの水で顔を洗ったと伝えられる透明な水が湧き続けるオアシスがあった。この向こうの砂山を上るのに苦労したが、登りやすいルートを作って中国人がチャッカリとチップを取っていた。

|

« カナデアンロッキーの旅(2007・6) | トップページ | トルコへの旅(2000・7) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/397473/7167080

この記事へのトラックバック一覧です: 中国シルクロードの旅(1999・7):

« カナデアンロッキーの旅(2007・6) | トップページ | トルコへの旅(2000・7) »