« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

北イタリア旅行(2009・10)

教会や古城、遺跡、石で造った中世の街並み等、在り来りのヨーロッパ旅行に些か食傷気味になったので今回は北イタリアの湖水地方やドロミテ渓谷等をウオーキングし、スイスのサンモリッツではベルニーナ・アルプスの山々を眺望しながらハイキングを楽しんだ。マジョレー湖畔(ストレーザ)では五ツ星Lホテルに連泊しイタリアの高級リゾート気分を満喫した旅行だった。そんな旅の思い出の一部を紹介します。

1、ドロミテ渓谷(世界遺産

Img_0001 イタリア最北端アルプスの東部に位置する渓谷で荒々しい岩肌が覆い被さるように迫る雄大な景観だった。特にボルドイ峠からロープウエイで標高2950mのサッソ・ボルドイ展望台から眺める3343mのマルモラーダを始めとするドロミテの山々は迫力があり素晴らしかった。

2、ミズリーナ湖

Img_0003 ベネツイアから北へ120kmオーストリア国境近くのドロミテ渓谷にある標高1754mの自然湖で、周囲2・4kmの湖畔を散策したが周辺の空気は呼吸器疾患に苦しむ人達に適していると云われるだけあって清々しい朝だった。10数軒のホテルやペンション、キャンプ場が立ち並び湖畔には牛が放牧された牧歌的な景観だった。

3、サンモリッツ

Img_0002 ”ヨーロッパの屋根”とも呼ばれるエンガデイン山塊の谷間に位置するサンモリッツ湖畔にある国際的リゾート都市。冬場の湖面は分厚い氷に覆われスケートやボブスレー、氷上ゴルフ、ポロ競技などが行われ冬季オリンピックもこの地で2回行われた。北側のドルフは高級ホテルやブテイックが建ち並び南側のバートは古くからの温泉リゾート地。ケーブルカーで2453mのムオッタスムラーユ展望台とブロンズ製のシュタインボック(ヤギの一種)が見下ろす2486mのピッツネイル展望台からベルニナ・アルプスを一望した。展望台の食堂で会ったスイス人は2週間かけてベルニーナ・アルプスを踏破してきたとか、こんな素晴らしい所へ来て2泊とは勿体ないと笑われた。

4、ベルニーナ特急世界遺産

Img_0008 サンモリッツからベルニーナ・アルプスの谷を超え、イタリア北部のテイラノへ走るのがレーテイッシュ鉄道(RhB)のベルニーナ特急。全長60・7km、標高差1828mに及ぶこのルートはアルプスの3大氷河も間近かに見られる変化に富んだ風景の連続で、後半最大のハイライトは360度回転するオープン・ループ橋は素晴らしかった。

5、マッジョーレ湖畔

Img_0018 スイス国境に近いこの地方は大小様々な湖が点在する景勝地で保養地として親しまれ、貴族の宮殿や別荘が数多く残っていた。南北65kmの美しい湖で北端はスイス領、我々が泊った西側はストレーザを中心に別荘や高級ホテルが並んでいた。近くに浮かぶボッロメ家所有だった3つの島の内、ベッラ島、マードレ島を訪ねたが富豪の度合いが違うのに敬服。

6、グランドホテル・デス・イレス・ボロミース(マッジョレー湖)

Img_0013 現地デイラーの手配ミスから当初予定よりランクアップ変更されて利用したホテルだが、1861年創業で最近改装の外装は宮殿のようで内装も又超豪華で庶民には落ち着かない2連泊だった。自家用ヘリコプターで乗り付ける家族や駐車場にはアルフア・ロメオやフエラリー等高級車がずらり。翌日がモータ・ボートの”ITALIAN GRAND PRIX”が行われるとあってヨーロッパ勢は勿論、アメリカ、オーストラリア、UAE等の富豪が自慢のモータボートを持ち込んでエンジン調整等に余念がなく、模擬店なども賑わい、思わぬ旅の楽しみに得をした気分だった。

7、サヴオイア王家の王宮群世界遺産

Img_0006 トリノはイタリアの北西部ビエモンテ州の州都で人口130万人の街だが2006年冬季オリンピックでフイギュア・スケートの荒川静香が金メタルを取った所だ。イタリア統一時サヴオイア家はトリノを首都と定めその周辺に様々な建物を残した。中心部のカステッロ広場に面する王宮は16~17世紀に建てられた左右対称の優美な建築物だがグエリーノ・グアリーニの造った幾何学的な建物で溢れていた。

8、ポルトフイーノ

Img_0004 イタリアン・リヴイエラにあるこの地は天然の深い入り江の奥にある古い漁村だった。富豪や国際的スター達の脚光を浴びるようになったのは戦後。世界に名だたる社交場として君臨していたヴエネツイアのリドが大衆化し過ぎたのを嫌った人々が此処に移ってきたそうだ。ヨットで入るのが一番相応しくオリーブや松林の入り江に向かって青い海を囲む。入り江の周辺は漁村独特の色彩豊かな家々が並ぶお伽の国のようだった。

チンクエテッレ世界遺産

Img_0020 リヴイエラの終点、ラ・スペッツイアの西に等間隔に並んだ5つの漁村の総称。海に面し交通手段も船だけだったので文明に置き忘れられた静寂の中で村人が生活していた。今回5つの村のうちリオマジョーレとマナローラ、ヴエルナッツアを訪ねたが、特にヴエルナッツアはチンクエテッレの代表的な村で、狭い通りや小さな広場、教会や鐘楼、純朴な人々に古いイタリアを見たような気がした。スナローラとリオマジョーレは愛の小径と呼ばれるロマンチックな遊歩道で結ばれていたが落書きがすごかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »