« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

絶滅危惧種の動物切手(シリーズ1)(2011・9)

今月の海外旅行記録のストックが尽きてしまったので、今回は隠れ趣味の一つ”切手蒐集”からユネスコ発行の絶滅危惧種動物の美しい切手を紹介します。10年前にN・Yユネスコ本部を訪ねた時、入手したものの一部です。今回はシリーズ1として哺乳類の中で霊長目の切手を紹介します。

霊長目(PRIMATES)  

1、アカアシドウクザル(オナガザル科) PIGATHRIX NEMAEUS

Img_0001 ベトナム北部からラオスに分布。体長64cm、体重14kg、黒と赤茶のツートンカラーの後肢が特徴。3~15頭で移動する。中国の海南島では絶滅、ベトナムでは戦争中の枯草剤散布による森林破壊で激減。1974年には30~40頭だったが今は2000頭位に回復したとみられる。

バーバリマカク(オナガザル科) MACACA  SYLVANUS

Img_0003モロッコ、アルジェリア北部に分布。体長45~60cm、体重4~10kg。北アフリカに生息する唯一のマカク属だが狩猟や山林火災等の為の森林伐採で激減。モロッコのマトラス山脈中部に約1万頭が生息している他は少ない。

チベットモンキー(オナガザル科) MACACA  THIBETANA

Img_0005 東チベットから中国・四川省に分布。体長60cm、体重12kg。現存するマカク属の 中では最大で800~2000mの高地で生息している。

シルバールトン(オナガザル科) TRACHYPITHECUS  CRISTATUS

Img_0002 スマトラ、ボルネオ、マレーシア、ベトナムに分布。体長40~60cm、体重5・2~8・5kg。体毛は褐色がかった黒で、王冠状の冠毛を持つ。

5、アビシニアコロブス(オナガザル科) COLOBUS  GUEREZA

Img_0004_2中央アフリカ、コンゴ、ナイジェリア、ケニアに分布。体長45~70cm、体重5・4~14・5kg。体毛は全体に黒いが、顔の周りが白く、背中の前部から白いマント状の毛を持つ。ケニア山ではアルビノ(白化型)がよく見られる。

カンムリキツネザル(キツネザル科) LEMUR  CORONATUS

Img_0006 マダガスカル北部に分布。体長34cm、体重1・7kg。森林を焼き払う環境破壊で激減。最近は4ヶ所の特別保護区だけで、生息数はカカラバ地方の乾燥林で約100頭/㎢、タンブレ山の湿林で約50頭/㎢の生息数と見られる。

7、イタチキツネザル(キツネザル科) LEPILEMUR  MUSTELINUS

Img_0008 マダガスカル島内に広く分布。地域ごとに亜種として分類。生息数は最大で10万頭以下と推定される。

8、オランウータン(ショウジョウ科) PONGO  PYGMAEUS

Img_0010 ボルネオ、スマトラ島に分布。体長150cm、体重144kg。マレー語で”森の人”を意味する。妊娠期間は264日で、類人猿中最も長く、授乳期間は4年。北スマトラに1万頭、ボルネオに1万5千頭の生息と推定される。

9、チンパンジー(ショウジョウ科) PAN  TROGLODYTES

Img_0007アフリカに分布。体長85~90cm、体重30~40kg。西はセネガルから東はタンザニアに生息し、類人猿中唯一サバンナへ進出した。果実を好む雑食性。20~100頭で集団生活するが森林破壊で減少。全域で13万頭以下の生息と推定。

10、 ピグミーチンパンジー(ショウジョウ科) PAN  PANISCUS

Img_0009アフリカ・ザイール川左岸の熱帯雨林に分布チンパンジーよりやや華奢。他の類人猿とは分布域を重複させていない。両性から成る20~120頭の集団で暮らし、果実を好む雑食性。全域で1万3千頭の生息と推定される。

11ゴリラ(ショウジョウ科)  PONGIDAE

Img_0011 赤道直下の熱帯アフリカの東西に分布。身長125~175cm、体重75~165kg。霊長類中最大で、妊娠期間は258日で授乳期間は約3年。果実を好む。大人のオス1頭とメス数頭から成るハーレム型の集団で暮らす。好戦的と誤解され狩猟され激減。約3万5千~4万5千頭の生息と見られる。

12ゴールデンライオンタマリン(マーモセット科)LEONTOPITHEUS ROSARIA

Img_0012ブラジルのリオネジャネイロにのみ生息。体長20~34cm、体重600~800g。昔はエスピリット州にも生息したが絶滅。全身が黄金色の光沢のある絹状の毛で覆われている。野性下では400頭以下の生息。飼育下では繁殖している。

13ショウガラコ(ロリス科) GALAGO  SENEGALENSIS

Img_0013 セネガルの北、サハラ砂漠以南のアフリカに分布。体長20cm、体重250g。”ブッシュ・ベビー”の名で知られ、開けた草原や低木に生息。小鳥、卵、果実、樹脂を採食。ペット取引と生息環境の破壊で激減した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »