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2013年4月

春爛漫(2013・4)

今回で4回目になる桜シリーズだが、今年はガイドブックにも余り載っていない京都の隠れた桜スポットを紹介します。例年より1週間ほど早咲きだったが結構長く持ったようだ。

大石神社

Img_0001赤穂義士大石内蔵助・良雄の義挙を顕彰する為、大石良雄を祭神として、大石隠棲の地に昭和10年京都府知事を会長とする大石神社建設会、山科義士会等が中心となり全国の崇敬者により創建された。境内には桜、紅葉等が多いが特に”大石桜”と呼ばれる枝垂れ桜(神木)は見事で、4月の第1日曜日に”さくら祭”が催されるようだが見事だった。(3月31日撮影)

岩屋寺(旧大石寺)

Img_0002近畿36不動尊唯一の尼寺で大石神社の隣にある小さな寺。本尊は木像立像で秘仏だが、大石良雄の念持仏。大石良雄の遺髪塚や四十七士の位牌が祀られていた。討ち入りに旅立つまでの1年4ヵ月間、大石良雄の山科閑居時の旧宅跡が境内にあった。跡地に咲く枝垂れ桜は”大石桜”の株分けしたもの。(3月31日撮影)

大豊神社

Img_0003仁和33年(887)宇多天皇の御脳平癒祈願の為、贈正一位和尚侍藤原淑子が勅命を奉じ、少彦名命を東山三十六峰、第十五峰目の椿ケ峰に奉祀して創建。後に応神天皇と菅原道真公が合祀されている。”ねずみの社”としても有名で哲学の道沿いにひっそりと佇む神社遅咲きの梅と満開の枝垂れ桜のコラボレーションが30年振りだと云う。TVで紹介された3日後に行ったが梅は散りかけていた(3月31日撮影)

真如堂

Img_0004永観2年(984)円融天皇の女御・藤原詮子の御願により比叡山の僧戒山上人により開基。正しくは”真正極楽寺”と云い”真如堂”は本堂の名前この本堂には京都六阿弥陀の一つである阿弥陀如来立像を安置している紅葉で有名な寺だが、境内には70本の桜があり、三重塔の隣の枝垂れ桜が有名だが門前の桜も見事だった。(3月31日撮影)

竹中稲荷神社

Img_0006東山三十六峰の一つ吉田山に抱かれた八百万の神を祀る吉田神社。この吉田山の山頂付近にあり朱塗りの鳥居の間を縫うように桜が咲いており、赤と白のコントラストが幻想的だった吉田神社の末社で宇賀御魂神、猿田彦神、天神女神を祀る。創建時の由来は不詳。天長年間(824~834)には社殿があったことが伺える古記もあり、江戸末期には多くの参詣者で賑わったようだ。(3月31日撮影)

本満寺

Img_0005出町柳界隈にある。京都御所から寄贈された西山門、出雲の戦国武将・山中鹿之助の墓がある日蓮宗本山で、本尊の日蓮自作と伝わる日蓮上人像が十界曼陀羅と共に安置されていた。創建は応永17年(1440)。本願満足寺と称していた。見事な枝垂れ桜が満開だった。(3月31日撮影)

上品蓮台寺

Img_0007千本北大路を少し下がった所にある小じんまりした境内の本堂前の紅枝垂れが見事なのだが少し早かった聖徳太子の開基と伝わる由緒ある寺。真言宗智山派の蓮華金宝山九品三昧院と号す寺院。応仁の乱で焼失後文禄年間(1592~1596)豊臣秀吉の帰依を得て寺領110石で性盛上人によって復興された。(3月31日)

本法寺

Img_0008_3日蓮宗京都十六本山の一つ。開基は信仰規範の不受不施を唱えた日親上人。一条戻り橋の袂に立って辻説法を始めてから9年目の永享8年(1436)東洞院綾小路に建立。本阿弥光悦作とされる枯山水庭園”三つ巴の庭”が有名で又長谷川等伯の大涅槃図が公開されていた上京区小川通り寺の内にありソメイヨシノが彩る西陣の桜の名所境内の彼方此方に満開の桜が見事だった。(4月1日撮影)

妙顕寺

Img_0009_2上京区寺の内通り新町にある日蓮上人が京都で最初の日蓮宗道場として創建した由緒ある寺院で日蓮宗の大本山、塔頭が9院ある。門前の枝垂れ桜、参道の両脇を飾るソメイヨシノなど立派な大木が多く樹齢100年高さ7~8mの迫力ある桜等隠れ花見スポット。(4月1日撮影)

神泉苑

Img_0010_2東寺真言宗の寺院。本尊は聖観音、不動明王、弘法大師。二条城の南に位置し、元は平安京大内裏に接して造営された禁苑(天皇の為の庭園)。当初は二条通りから三条通り迄、南北約500m、東西240mの大庭園だったようだ。794年に造営され812年桜の花見の宴が日本で初めて公式行事として行われた場所で、静御前と源義経が雨乞いを通じて出会った場所でもある。(4月1日撮影)

六孫王神社

Img_2清和天皇の孫・六孫王経基を祀る。経基の子・満仲の”八条亭”邸宅跡に霊廟を建て”六の宮”と称した。その後源実朝夫人が此処に寺を建て、その鎮守社となった。本殿の背後に経基の墓石がある。丁度京都駅の裏・壬生八条にあり上には新幹線が走る旧八条亭の池だった”神龍池”の周りに多品種の鮮やかな桜が咲き誇っていた。

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