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紅葉めぐり(2013・11)

今夏の猛暑と長引く残暑の影響からか今年の紅葉はいまいちだった。短い秋を求めて放浪したが不完全燃焼の紅葉狩だった。そんな駄作を紹介します。

鶏足寺(旧飯福寺)

Img_2飯福寺は735年行基が開基した古刹で、己高山鶏足寺の別院として名を連ね、中世には僧兵を擁する程の大寺で湖北仏教文化圏を形成していたが時代の推移で朽ち果て昭和8年には本堂も焼失してしまった。緩やかな参道の石段、両側の苔むした石垣等往時を偲ぶ事が出来、境内をうねる200本の楓が紅葉していたが降りしきる雨が寒かった。観光ポスターに見られる参道を落ち葉で埋め尽くす光景は未だ早かった。(11月21日撮影)

愛宕念仏寺

002称徳天皇(764~770)の開基により山城国愛宕寺として建立したが平安朝の初め鴨川の洪水で流失。その後天台宗の千観によって再興され天台宗比叡山の末寺となり等覚山愛宕院と号した。千観は生涯仏名を唱えて絶える事がなかったので念仏上人と言われ、当寺を愛宕念仏寺と称す。清滝へ向かうトンネルの手前にある。紅葉は少し盛りを過ぎていたが例年に比し鮮やかさがないとの事だった。(11月23日撮影)

鳥居本

005_3奥嵯峨野の化野念仏寺を更に山寄りに行くと朱塗りの大きな鳥居が見える。その足元に”鮎の宿・つたや”と鮎茶屋”平野屋”が昔ながらの茅葺屋根で風情がある。店先に床几を置き、暖簾と提灯を下げて愛宕神社の参拝客を迎える茶屋に紅葉が彩られ趣がある。(11月23日撮影)

厭離庵

006藤原定家が住んでいた山荘の旧跡で、小倉百人一首を編纂したところ。その後荒廃したが冷泉家が修復し臨済宗天竜寺派としたが明治維新後再び荒れてしまったのを、明治45年白木屋社長大林彦太郎が仏堂と庫裡を建立。山岡鉄舟の娘素心尼が住職に就き尼寺となった。二尊院の先の細い路地を入った処にある庵で紅葉シーズンのみ一般公開するようだ。(11月23日撮影)

野宮神社

008祭神は天照大神。かっては伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が3年間此処に籠って精進潔斎をする習わしがあったと云う。竹林の中に佇む小じんまりした社で”源氏物語”の”賢木の巻”の舞台になり、境内の黒木の鳥居と小柴垣に往時が偲ばれる。現在は縁結び・子宝安産の神として信仰を集めている。若い女性観光客が多く中国人観光客の多いのに驚いた。(11月23日撮影)

008嵐山渡月橋

013_3大堰川(桂川)に架かる長さ155m、幅11mの橋で1934年(昭和9年)竣工したものだが、オリジナルは9世紀前半に架橋され亀山上皇によって命名。5月の三船祭、7~8月の鵜飼、万灯流し等の風流を愛でる場所だが今年は18号台風が大荒れで橋が流されるのではないかと心配された。見事に復旧され観光客で賑わっていたのがうれしい。(11月23日撮影)

竜田川公園

001奈良県斑鳩町の南西部にある竜田川沿い約2kmが都市公園になっており、かって在原業平、能因法師等数多くの歌人に詠まれた紅葉の名所百人一首にも二首も選ばれている。紅葉祭りが12月初めなのでベスト時期のはずだが鮮やかさがなかった。(11月28日撮影)

光明寺

002_6298年法然上人の弟子蓮生法師が開基した京都西山浄土宗総本山。緑豊かな西山の麓に広がる境内は紅葉に染まり見事だった。盛りは少し過ぎていたが流石に紅葉の名所だ。土、日曜日は100台以上の観光バスが来たとか?この日は4台ほど駐車していたが入れ替わり立ち替わり観光バスが来ていた。(12月2日撮影)

山崎聖天(観音寺)

007_2JR山崎駅を下車し少し京都寄りにある寺で、開基は寛平法皇(宇多天皇)で近世の木喰以空を中興の祖とし、歓喜天を祀っている。豪商が此処に家運の隆盛を祈ったことで有名。桜の名所だが紅葉も素晴らしいが少し時期を失したようだ。本堂に至る急な階段を幾つも昇るのが大変だった本堂の裏側から天王山への登山道が続いておりハイキングコースとして楽しい。(12月2日撮影)

宝積寺(宝寺)

009_2聖武天皇の勅願寺で行基の開祖といわれる。寺堂に龍人が伝えたと云う打出の小槌がある。十一面観音や閻魔王像等、国の重文も多数あったが秀吉が天王山の戦いの折、座ったといわれる石が出世石と呼ばれるのが面白い。盛りは過ぎていたが見応えのある紅葉だった。(12月2日撮影)

アサヒビール山崎山荘美術館

014_2大正から昭和の初期に建てられた本館内には河井寛次郎他陶芸家の作品が展示され、隣接する安藤忠雄氏設計による”池中の宝石箱”と呼ばれる絵画館にはモネの”睡蓮”他が展示されている美術館へ至る紅葉のトンネルと庭が素晴らしかった(12月2日撮影)

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